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‘アメリカン・アイドル時代’ カテゴリーのアーカイブ

★ TOP 11 (2008年3月18日) - パート2
● 曲目:「Long and Winding Road」 by The Beatles
あまりにこの曲が好きなので、特にコレといったあて(この場合は「ネタ」のことよ~)もないのに勝手に2部構成にしてしまったわ~。
パート1でアップした動画では、デヴィッドの可愛さばかりに目がいってしまい、どうしてもイヤホンまで目に入らない重篤な患者さんもいらっしゃったようなので、ここではっきりお見せしておきましょう。

うふふ、「落書き」にも挑戦してしまったわ~。結構楽しいかも、コレ。
<オマケ>

この日、ルーペママはこのパフォをユタのマレー高校で数百人の生徒達と一緒に大画面でみて感激していました。MyFox Utahがルーペママにインタビューしています。

インタビュアー 「デヴィッドのパフォーマンスを見てどう思いました?」
ママ 「まるで天国にいるみたいだったわ。素晴らしかった。彼がステップ・アップしたのをみてとっても嬉しかったわ。本当に嬉しかった!あれが私の小さな坊やだなんて、なんて素敵。ジャッジもみんないい印象を持ってくれたし。」

インタビュアー 「マレー高校が今夜こんなふうにしてくれたことについてどう思いますか?」
ママ 「彼らがこんな催しをしてくれてるって知った時はびっくりしちゃってとても信じられなかったわ。ここに来れて、マレー高校のみんなのサポートには本当に感謝してるわ。これ以上良いことなんてきっとないわよ!」

インタビュアー「米下院から栄誉を受賞されましよね?(*)」
ママ「そうなの、信じられない。ちょっとつねってみて。まるで夢みたい。びっくりだわ。こんないい夢なら覚めないでって感じ。」

とってもうれしそう。ママもかわいい~。
(*)デヴィッドは、2008年3月18日にユタ州議会と米下院から栄誉 (honor declaration and certification)を受けました。本人は受賞式に出席できなかったので、ママが出席したそうです。
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★ TOP 11 (2008年3月18日) - パート1
● 曲目:「Long and Winding Road」 by The Beatles
実はこの曲、AIでデヴィッドが歌った曲の中で、私が一番大好きな曲なんです!
何が好きって、そりゃあ 「ぜ~んぶ」 に決まってるんですけど、特に最初の歌いだしの声!これにやられてしまいましたね~。完璧。これ以外の声、音その他、一切受け付けられません(←きっぱり!)
何はともあれ、まずは聴いて見ませう。

う~ん、最高です。あんたは天才。天使。
しかも、この時のデヴィッドは確信犯。絶対上手く歌ってやる、と明確な意志を持って歌ってましたね~。まあ、自信に溢れているっていうかなんていうか・・
で、前回の「We Can Work It Out」のバタバタのパフォから一転して完璧なパフォになった理由。
それは、彼の右耳に取り付けられた「イヤホン」にあったんです!知ってました~?
実は、アメリカン・アイドルはTOP12からパフォーマンスする会場が変わります。アイドル達はそれまでのこじんまりした身内だけっぽいスタジオから、いきなり広い場所に連れ出され、しかも観客数がどばっと増えるんです。
アイドル達が新しい会場でパフォするのは、本番直前のリハーサルの時が初めて。さらに当日はファンの黄色い声が!
TOP12の時、デヴィッドはリハーサル段階で、新しい会場では自分の歌っている声が聞こえないことに気付き、大変神経質になってしまったそうです。
(天才は、自分の声が聞こえないと音を取れないらしい。それとも、歌をやっている人ってみんなそうなのかな?音痴の私には皆目わかりませんが・・)。
ただでさえ体調が思わしくない上に、この衝撃。さらに当日のファンの信じられないくらいに大きな叫び声。(残念ながらこの場合、ファンの声援はデヴィッドの障害以外の何物でもなかったわけですね~。)
この泣きっ面に蜂状態の結果が、あのパフォ、というわけです。
そこで、登場したのが↑のイヤホン。これをつけてリハを行ったデヴィッドは、自分の声が聞こえることに狂喜乱舞♥ (←ちょっとオーバー?)。俄然自信と体力を取り戻し、この自信満々のパフォになったんです。
ということを、またまたあの 「出たがり」 ボイスコーチの Dean KaelinさんがMyFox Utah でバラしてくれていました。 ※Dean Kaelinファンの皆様、暴言をお許しください。
↓↓↓

このインタビューで、彼はデヴィッドのパフォが素晴らしかった理由を3つあげています。
①十分な準備、リハーサルができたこと
②イヤホンのおかげで自分の声が聞こえたこと
③風邪(連鎖球菌性咽頭炎)がほぼ完治したこと。
ほぼ最悪の状態から一気に最高に近い状態に持ってきたっ、てことですね。納得~。
で、これ以降、デヴィッドの耳にはイヤホンがある、と言うわけらしい。
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★ TOP 12 (2008年3月11日) - パート2
● 曲目:「We Can Work It Out」 by The Beatles
先日ちらっと紹介したNYのVultureによる2008年3月12日の記事について、mebaruさんから日本語を読んでみたいとのリクエストを頂きましたので、以下に紹介します。
原文はこちら ⇒ http://nymag.com/daily/entertainment/2008/03/david_archuleta.html
デヴィッド・アーチュレッタは至上最高の「アメリカン・アイドル」か
これまでのアメリカン・アイドル史上において、デヴィッド・アーチュレッタよりも優れたコンテスタントがいたことはあっただろうか? 彼は、今年のファイナリストの中で最も歌が上手いだけではない。彼はその天分によって、計画性によって、あるいは人を驚かせるほど積極的なステージパパによって、過去6シーズンの有望なコンテスタントの誰よりも、勝つための特性を具現化している。 確かに彼の昨夜のパフォーマンスは完全ではなかったかもしれない。しかし、我々はまだ彼は勝利すべき者であると考える。 アーチュレッタは、彼より劣るアイドル達から最善の部分のスペアパーツをみんな集めて創り上げた者のように見える。 彼は人間なんだろうか? 我々にはわからない。 彼と勝利の間に何者かが割って入ることなんてできるだろうか? できるわけがない。 ここにその5つの理由を説明する。
1. 彼はキュートなだけでなく、才能に溢れている
アメリカン・アイドルのそれぞれのシーズンには、かわいくて整った顔立ちのコンテスタントが必ず一人いるものだ。彼がどんな風に歌おうと、思春期前の少女達で形成されるファンと老人の間での人気から、だいたいTOP5までは保証されている(ジョン・スティーブンス、アンソニー・フェデロヴ、ケビン・コルベス、それにサンジャイヤなんかがそうだ)。 今年は、デヴィッド・アーチュレッタがこれに該当する。 同時に、どのシーズンにも冷酷な目つきのプロが必ずいて、そのレーザーのように正確に歌う歌唱力と天性のステージパフォーマンスは、彼または彼女(通常はこっち)を、たとえ彼女が鼻風邪のようなカリスマであったとしても、勝利させるのである(過去にはケリー・クラークソン、ケリー・アンダーウッド、ジョーダン・スパークス)。 これに該当するのも、今年はデヴィッド・アーチュレッタである。 アメリカン・アイドルのこれまでの歴史の中で、この2つが同一人物であったことはない。この2つの膨大なファン層が彼の番号をダイヤルするのだから、彼がファイナルに残ることはほぼ確約されている。
2. 彼は、何ら策略を用いる必要のない男性コンテスタントである
一般的に、アイドルに出演する男性コンテスタントは大衆受けが今ひとつだった。最近成功を収めた連中の大半が、早いうちに自分の基盤を定めてしつこいくらいにそれに固執したのはこのためである。 クリス・ドートリーは、すべての曲をLiveのEd Kowalczykのように歌うことによってモダン・ロック系ラジオのファン層をつかんだ。テイラー・ヒックスとボー・バイスは「おやじロック(dad rock)」にこだわった。ブレイク・ルイスは、ビートボックスなんて嫌いな大半の視聴者がどう思うかなんか気にもかけずに、マウスパーカッションなど出る幕のない曲に果敢にもビートボックスを取り入れた。この4人はみな策略を必要とした。一方で、女性ファイナリストのケリー・クラークソンやジョーダン・スパークスは、最高の歌い手であるというだけで楽に勝利した。
しかし、アーチュレッタにはこれといった特技がない。それでも彼は文句なしに今シーズンの最有力候補である(昨夜デヴィッドが歌詞を忘れた後でさえ、ポーラ・アブドゥルが彼にそう言ったじゃないか)。 彼のずば抜けた才能は、彼自身を特別な色のない、人当たりの良い者に見せ(好きな飲物は「水」だしね)、全国キャンペーンを展開する。 彼が特別なジャンルに固執しないことと、より重要なことに、特に明確な個性を持たないことが、人が彼を嫌うリスクを最小限に抑える。 このことは、誰かが脱落するたびに、彼が他のどの競争相手よりも脱落者のファンを取り込む助けになるだろう。
3. 彼には、強力なお涙ちょうだい物語がある

※記事ではYouTubeの映像にリンクされていますが、既にリンク先が存在しません・・・
今年のアメリカン・アイドルのファイナリスト達に対して、神はヨブ記以来の不必要なまでの冷酷さを示しはしなかった。 男性特有のはげに悩まされた2名↓は別にして、女性コンテスタントのうち2名はハリウッド・ウイークの数日前に父親を亡くした。また、もう1名に至ってはトラックにひかれたのである(アマンダ・オーバーマイヤーのことだが、彼女は大丈夫そうである)。
しかし数年前、デヴィッド・アーチュレッタは声帯麻痺を患った。この病は、短期間ではあるが彼が歌うことを阻んだ。最終的には彼は手術することなく、完全にリカバリーしたようだ。 もちろん、このことは両親を亡くすほど悲惨ではなく、18輪のトラックにひかれるほど派手な出来事でもない。むしろ非搾取的で、視聴者が心底同情するほではない。 最も重要なのは、この出来事は、地方紙やTVのモーニングショー、Foxのプロデューサ連中に対して、デヴィッドを面白く見せるためのストーリーを与えることである。 実際に、これは完璧なアイドルのお涙ちょうだい物語である。
4. 彼はマイペースである
※記事ではYouTubeの映像にリンクされていますが、既にリンク先が存在しません・・・
アーチュレッタは、アメリカン・アイドル史上最も早い段階で浮上した優勝候補であるために、あまりにも早く頂点に立ったことに対して既に非難を浴びせる者が少なくない。 それでも、我々はデヴィッドの最高の瞬間は目前であると考える。 前半のラウンドにおいて、彼はこれまでのどのファイナリストよりも悪い曲を選択することで自分の能力を相殺してみせるほどに賢い。 オーディションでは、彼はジョン・メイヤーの「Waiting on the World to Change」とブライアン・アダムスの「Heaven」を歌った。 先週は、否定できないほどに素晴らしいフィル・コリンズの「Another Day in Paradise」を歌った。 ジャッジは気に入らなかったようだが、多分それはアーチュレッタの歌というよりもフィル・コリンズがひどい曲を書いたという事実の方が問題だろう。 昨夜、彼はようやく良い曲にトライした。スティービー・ワンダーバージョンの「We Can [...]

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★ TOP 12 (2008年3月11日)
● 曲目:「We Can Work It Out」 by The Beatles
まず最初に言わなければならないのは、このパフォーマンスはデヴィッド・アーチュレッタのアメリカン・アイドルでの全パフォーマンスの中で最も精細を欠いたものである、ということでしょう。最初に階段を下りてくる足元もおぼつかないし、歌詞も忘れるし、何よりいつものオーラがあまり感じられません。
これには、理由がありました。彼は数日前から連鎖球菌性咽頭炎を患っていたらしいのです。この病気の症状は、突然の発熱(38.5℃以上)と全身倦怠感、咽頭痛、嘔吐などを伴うとのことで、十分なリハーサルなどとてもできなかったと思われます。
改めて本番4日前の夜のTOP12パーティの時のインタビューをみると、とってもしんどそうです。

すんごい鼻声だし、なみだ目だし、何とかインタビューには答えているけどふらふら~って感じじゃありませんか!直ぐに布団に入って寝なきゃだめだよ~。
ちなみにこれって↓この時なんですけど・・・・

写真はとっても素敵ですが本人は死にそうだったのね~。
さて、覚悟(?)ができたところで、この時のパフォを見てみましょう。
   
これまでぶっちぎりの優勝候補だっただけに、この回の放送が終わった後の(アメリカの)世間の反応は激しかったようです。
・この時までに既に彼に心を奪われていた者たちは、彼がもしや今回は危ないんじゃないか、と思い必死に投票。
・中立の立場の者たちは、パフォがよくなかったんだから投票はしない。
・反DA派は、ここぞとばかりに罵詈雑言。
これに対してメディアも即座に反応しました。
■David Archuleta擁護派代表:Vulture (2008年3月12日)
※Crushの発売時にも褒めてくれた(http://clip.lycos.jp/shokuoba/63621)NYのマガジンです。
まずは、おもしろいアンケート結果を公表してデヴィッドを持ち上げます。
といっても、これは本当にアンケートをとったものではなく、ライターの独断と偏見による創作物です。

ついでに、もう一個。

↓記事原文
http://nymag.com/daily/entertainment/2008/03/american_idol_beatles_night.html
このVultureでは、さらに同日「デヴィッド・アーチュレッタは、アメリカン・アイドル史上最高のアイドルではないか?」と題する長い記事も掲載し、デヴィッドを援護射撃しています。↓
http://nymag.com/daily/entertainment/2008/03/david_archuleta.html
(えっ?日本語で読みたい?今度考えときます・・)
■David Archuletaバッシング派:ETオンライン (2008年3月12日)

「昨夜の彼のガタガタのパフォーマンスのウラには何が?」
昨夜のアメリカン・アイドルで、17歳のデヴィッド・アーチュレッタのパフォーマンスがガタガタだったウラには、緊張以外の何かがあるのではないか?
早いうちに人気者となった彼は明らかに不調で、ビートルズの”We Can Work It Out”のパフォーマンスの中で歌詞を何箇所か忘れたりさえもした。関係者がETに語るところによると、彼は彼のステージパパであるジェフ・アーチュレッタからのプレッシャーを感じていたのではないか、とのことだ。ジェフは、月曜日のレコーディングの際にデヴィッドを大声で怒鳴っていた、という。関係者によれば、ジェフはデヴィッドの歌に納得がいかず、デヴィッドは涙さえ浮かべていたらしい。この出来事に関しては、ジェフからもアメリカン・アイドルからも何のコメントも出ていない。
追加情報:エンターテイメントに関するブログ www.laragmag.com を書いているライアンとアレックスがETに語ったところによると、ジェフがキレたのはこれが初めてではないらしい。デヴィッドが12歳のときに参加した「スター・サーチ」のときも、ジェフは会場から締め出されたという。ライアンとアレックスが言うには、この時ジェフにはデヴィッドのライバルであったティファニーという名の少女を攻撃したとの疑惑が取り沙汰されていた、という。
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ここらあたりからですかね、デヴィッドの100%でっちあげの「ステージパパ」問題が始まったのは。「Sources」っていわゆる「関係者」なんでしょうけど、そんな人が実際には存在しないのは、どこの世界でも同じなのね~。
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★TOP12パーティ(2008年3月7日)
3/6にTOP12が決定した後、3/7(木)の夜に、TOP12を祝うパーティがハリウッドで催されました。
↓ デヴィッドのファンの間では、この時のこの写真が人気ですね!(日本限定?)

私は、この写真を見て、デヴィッドには剣道着が似合うに違いない!と思いました。
(但し、当然のことながら面は除く!)
↓ 3人のデヴィッド揃い踏み+カーリー

この時点でのデヴィッド・アーチュレッタの位置付けがわかるLos Angels Timesの記事がありますので、紹介します。

Los Angeles Timesより
http://www.latimes.com/entertainment/news/tv/la-et-channel10mar10,0,7343808.story
デヴィッド・アーチュレッタ: 人々の望む者
Scott Collins
CHANNEL ISLAND
2008年3月10日
アメリカン・アイドルのTOP 12が、木曜の夜にウエスト・ハリウッドのパーティに現れた。この時、パパラッチの連中は、彼らが執着する対象が誰であるかにほとんど疑問を持っていなかった。
「デヴィッド」とカメラマンが叫ぶ。 「デヴィッド、こっちへ!」
彼らが求めている被写体は、もちろんデヴィッド・アーチュレッタである。7番目のシーズンを迎えながらも常にアメリカのNo.1TV番組であり続けている歌謡オーディション番組で、デヴィッドは、先月サイモン・カウエルから本命候補に選定された。. アーチュレッタは、ストロボが光り続けている間、最善を尽くして好意を示していた。 彼のシマリスのような頬には、完璧な微笑みが浮かんでいた。 彼は、手招きしているカメラマンの所に一人でふらふらと歩いていったが、案内役が彼を「アイドル」のファイナリスト達のもとへ引き戻した。
「アイドル」のどのシーズンにおいても、早い段階で本命が現れる(クリス・ドートリーやメリンダ・ドゥリトル)。しかし今回は、異常に早い段階でそれが若いデヴィッドに集中した。 その溢れんばかりのボーカルの才能は、たびたび彼のことを、コンテスト荒らし(crusher)の神童のように見せてきた。 「アマデウス」でモーツアルトを演じたトム・ハルスを思い出すといい。
ゴシップサイトのTMZ先週は、情報源を明かさずに、今年の「アイドル」で音楽業界の重鎮が興味を示しているのは、アーチュレッタとデヴィッド・エルナンデス(最近になって、彼が昔ストリッパーだったことが明らかになった)だけだ、と報道した。 アーチュレッタが去年歌った「O Holy Night」を撮影した素人のビデオが、YouTubeで信じられないほど人気を得ている。 アーチュレッタの過激なファン(テイラー・ヒックスのソール・パトロールと同種)は、自分達をアーチーズと呼んでいる。
アーチュレッタの支配的な勢いは、この年の「アイドル」の視聴率を脅かすのではないか、とさえ思われる。 誰が勝つかが明らかなら、わざわざTVを見るだろうか?
しかし、インターネットじゅうを駆け巡ったこの推定される(が、決して思いあがることない)王者への驚くべき反動は、落ち着いてきた。 MTVのあるブロガーは、アーチュレタの魅力は予めプログラミングされたものだ、として彼を「Archu-D2」と呼んだ。 MSNBC.comは、見出しで「謙虚さがアーチュレッタの望みを砕く」(見境のない謙虚さは、新たな悲劇的弱点か?)と、悲観的な予想をした。ジャッジでさえ、この流れに迎合しているようにみえる。多分、アメリカのトップ番組の勢いを失わせまいとする努力なのだろうが。 先週彼がフィル・コリンズの「Another Day in Paradise」を感動的なボーカルでありながら、少々神経質なアレンジで歌った後、ジャッジ達は彼を少々痛めつけるようなコメントをした。
十分な才能を持つアーチュレッタの、敵意を失わせるぐらいにシャイで魅力的でない態度が明らかになってくると、彼は、視聴者が真っ白なスクリーンの上に自分勝手な偏見と文化的先入観を投影する、というリスクにさらされる。 これは、一般的に居心地の良い状況ではない。
アーチュレッタは、まだ高校2年生の17歳の少年である。
「アイドル」好きであろうとなかろうと、アーチュレッタをめぐるこの騒乱は少々狂っているように見える。 先月、コンテスタントがTOP24にまで絞られた時に、視聴者は彼の3回のパフォーマンスを見ている(もっとも彼は数年前にCBSの視聴率がそれほど高くない「スター・サーチ」のジュニア部門のチャンピオンではあったが)。 アーチュレッタは、多くの歌い手が(それが神童と呼ばれるほど才能豊かな者であってさえも)、自らのスタイルを磨き、失敗から多くを学ぶ十分な余地のある年齢で、スポットライトの中に一歩を踏み出そうとしている。
確かに、ショービジネスとは常に、才能を伸ばすといった曖昧でリスキーなものよりも、観客の期待に迅速に答えることに価値を見出すものである。 しかし、TVのリアリティ番組は、中でも「アイドル」は特に、この傾向に拍車をかけているようだ。 アーチュレッタのような者を発見することは、一夜のセンセーションを巻き起こす。 視聴者は、彼をドートリーやケリー・アンダーウッドのようなスターダムにのし上げるかもしれない。 あるいは、そうならないかもしれない。
火曜日の「アイドル」のレッド・カーペットの上で、アーチュレッタからそう離れていない場所にコンスタンティン・ マルーリスが立っていた。彼は、シーズン4のコンテスタントで、それ以降ショービジネスの中での正当な立場を確保すべく、もがき続けている。 だが彼の将来を描くことはそれほど難しくないだろう。すでに32歳に達しているのだから。
「アイドル」のプロデューサ達は、若い挑戦者達を閉じ込めておく責任を十分に果たしているようだ。 ここは「子供の国」ではない。 「アイドル」は、彼らが番組に参加している間、彼等を保護している。Atlanta Journal-Constitutionで「アイドル」のブログを書いているRodney Hoが、私にeメールをよこした。 「彼等はカメラが回っていないときのスタッフを厳選している。 彼らがアパートに戻ってからや、互いに食事を取っているとき、リハーサルしているときなんかを見ることはできない。」
それは本当であり、それでも何か見ることがあるならば、それは偶発的なトラブルである。 今年のセミファイナリスト達は、まだ年端も行かない子達を含め、コンテストから落とされるまでは手厚く保護されている。 17歳のAlaina Whitakerがステージ上で泣きじゃくってしまい、人に支えられてステージから降りるしかなかったことを考えてみよう。コンテスタント達は失意と拒否を自ら消化することを学ばなければならない。でもそれを生放送で3000万人が見ている前で行わなければならない、というのは無理な注文以上のものである。 アーチュレッタは冷静なお客様のように見える。彼は歌っていないときは、あまり感情を表に出さない。その時が来たら、どうだろうか? 多くの視聴者と同様に、私は彼が歌ったジョン・レノンの「イマジン」のオフ・メロディバージョンにやられてしまった。
私の同僚で、The Timesのポップミュージックの批評家であるAnn Powersは、容易に感銘を受けることはない。その彼女が、記事の中で、アーチュレッタは近年のジャズ・ポップ歌手であるEva Cassidy のアレンジメントを「基本的に盗んだ」と書いた。そして、「恥ずかしがりやへの畏敬の念」が生み出されたのではないか、と怪しんでいる。 これは、厳しい、強い口調の批評であり、アーチュレッタが既にトップレベルで歌っていて、それに応じて批評されるという兆候である。 (でも当然じゃないだろうか? 毎週のパフォーマンスはすでに、「アイドル」コンスタントの最新のバッジをつけた商品としてiTunesで販売されている。)
Powersは、この記事に対して、この「アイドル」の神童を擁護する多数のeメールを受け取ったと言う。中には、ユタのマレー高校でアーチュレッタのクラスメートであるというソンドラからのものがあり、「彼の目の光の中に何の偽物(fake)もないわ。 どうやってそれを作り出すことができるのか、私にはわからない」と書かれていた。彼女を疑う理由は何もない。 しかし、今日では、真偽の程は非常に柔軟に作り上げられる。
アーチュレッタの優位性について、UC Santa [...]

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★ TOP 8 BOYS (2008年3月4日)
● 曲目:「Another Day in Paradise」 by Phill Collins

先週の「Imagine」で視聴者に対して強烈なインパクトを与え、誰もがデヴィッド・アーチュレッタを「優勝候補」として見るようになった後での初めてのパフォーマンス。かなりのプレッシャーがかかっていたと思われますが・・・。
ここでのポイントは、デヴィッドが視聴者の前で初めてピアノの弾き語りを披露したことでしょう。

※ジャッジはハリウッド・ウィークでデヴィッドのキーボートの弾き語りによる「Crazy」を見ていますが、放映許可が出ずTV放送されなかってので・・・(T△T)
ちらちらと手元に目をやるデヴィッドが、とっても自然でいいですね~。それに、この頃はまだ唇をなめるしぐさが目に付きます。
まだ、アーチーズやアーチー・エンジェルズ達の傍若無人な活躍(?)が目立ちはじめる前なので、この歌に対する視聴者やメディアの反応は比較的冷静でした。
サイモンがコメントしているように、彼がTOP12に進むことや、ファイナルに残る2名に入ることに対して疑問を挟むような反応は皆無でしたね~。
■□ 例えば次のような反応がありました。□■
× 貧困やホームレスの問題に対する若者の純粋な理想主義が鼻につく。アーチュレッタが誠実であることを疑いたくはないが・・・。
○ いや、デヴィッドは心から貧困をなくしたいと考え、皆に目を向けて欲しいと素直に思っているんだ。素晴らしいじゃないか。
× あれだけ才能豊かな歌い手なのに、無邪気で恥ずかしがりやな上に、ジャッジたちが自分の歌に高評価をするのが信じられない、という態度がしらじらしい。
○ 彼は本当にそう思っているんだし、素直に反応しているだけだ。そこが彼の好ましいところだ!
△ 選曲は好みじゃないけど、歌はすばらしい。
○ 曲のアレンジが見事だ。
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デヴィッドの貧困やホームレスに対する思いが本心であることに疑いはないでしょう.
この時の彼のコメント:
「この歌は、家を持たない人達について語っていて、僕はそれについて考えるさせられるんだ。この曲の偉大なところは、世の中の何も持たない人達について世界中の人々の注意を向けさせていることだと思う。」
無邪気で恥ずかしがりやの彼が、AIの中でこれだけ自分が歌った曲についての思いを話したことは、後にも先にもこの時だけじゃなかったでしょうか?
(その後で、ちゃんとジャッジにきっちりお礼を言っているところが、また彼らしくて・・)
そういえば、彼はスター・サーチの優勝賞金$100,000(今なら約1000万円)の1割(今なら約100万円ですね)を、すぐに教会に寄付したんですよね~。
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★TOP10 BOYS (2008年2月26日)

●曲目:「Imagine」 by John Lennon

デヴィッドの今後を決定付けることになった、つまり耳鼻科医ではなく(?)歌手への道に大きくベクトルを振ることになったのが、このTOP20(TOP10 BOYS)の週に歌ったEva Cassidyバージョンのイマジンです。
この曲を歌ったことで、彼は一躍「優勝候補」として注目を浴び、以後は大きな期待と多大なプレッシャーと戦いながらアメリカン・アイドルを乗り切ることになりました。
デヴィッド自身は、この曲でこんなに注目を浴びるとはまったく思っていなかったようですね。EWのインタビューの中でも、「なぜこんなに皆に受け入れられたのか未だに理解できない。歌いたい曲を歌っただけ。むしろ他の人が盛り上がる曲を歌っているのに自分だけゆったりとした曲でみんな寝ちゃうんじゃないかと思っていた」と言っていますし (⇒ )、TVガイドのジャスティン・グアリーニとのインタビューでは「あまり早い段階で注目を浴びるのはいいことじゃない」と正直に語っています
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
この週のテーマは「1970年代の名曲」でした。実は、デヴィッドは本番3日前まではこの曲を歌う予定ではなかったそうです。
デヴィッドのボーカル・コーチであるDean Kaelinが、著書「American Idol and David Archuleta – an Insider’s view」(*)の中で次のように述べています。 
『デヴィッドが70年代の曲を歌う予定の3日前の2月22日金曜日、デヴィッドの父が電話してきた時には、既に(デヴィッドが歌う曲は)「You’ve Made Me So Very Happy」に決まっていた。彼は「曲を変えなきゃならない。”You’ve Made Me So Very Happy”は本当は70年代じゃなくて1969年の曲のようだ」と言った。私は子供の頃からBlood, Sweat and Tearsの大ファンだったので、実はそのことを知っていたのだが、(AI側から提供された曲目の)リストにある以上は70年代の曲として認められているはずだ。しかし、デヴィッドの父は、後になって「デヴィッドは70年代の週に60年代の曲を歌ったじゃないか」と人からケチを付けられることを好まなかった。彼はデヴィッドが不当な恩恵を受けている、と思われるのが嫌だったのだ。「でも幸いなことに」と彼は続けた。「ジョン・レノンの”Imagine”がリストにあるから、デヴィッドにはこの曲を歌わせようと思うんだ。」これを聞いて私は興奮した。デヴィッドはこの曲を小さな頃からよく歌っていて、十分に知っているからだ。デヴィッドが13歳の時に私のスタジオでレコーディングしたくらいだから、この曲ならデヴィッドが十分に気持ちよく歌えることを私は知っていた。デヴィッドがこの曲をうまく歌えることは知っていた。とはいえ、この曲が彼にとってこれほど意味のある曲になるとは思っていなかった。
月曜日の夜の収録が終わった頃、私はデヴィッドの父にどうだったかをメールで聞いた。返信は「ジャッジは大絶賛だったよ。あれ以上の褒め言葉は無いんじゃないかな」。そして火曜夜の放送を見て、彼の言葉の意味がわかった。
曲を「イマジン」と決めた時点で残った問題は「歌詞」だった。デヴィッドと彼の父は、デヴィッドが歌うすべての曲の歌詞がデヴィッドにふさわしいものであることを望んでいた。イマジンの1番目の歌詞には「no heaven」と「no hell」があり、2番目には「no religion」がある。デヴィッドはこれらの言葉を歌うことに抵抗があった。そこで、人類愛を歌った3番目の歌詞で歌うことを決めた。』
『イマジンに関しては、後から聞いたのだが、もう一つ面白い話がある。アメリカン・アイドルでは何年も番組でビートルズの曲を歌う許可を得ようとしていたのだが、未だかつて許可が得られたことがなかった。しかし、ナイジェル(プロデューサの一人)によれば、彼等はデヴィッドが「イマジン」を歌うのを聞き、それが素晴らしかったので、アイドルにビートルズの曲を歌うことを許可したとのことだ。また、ジョン・レノンの妻であるオノ・ヨーコが電話で彼女がデヴィッドのバージョンを気に入ったこと、そして晩年のジョン・レノンもきっと(デヴィッドの歌に)とっても満足していると思うと伝えたとのことだ。』
(*)この本はe-bookとして販売されていますが、私は購入していませんし、購入予定もありません。上記は、本からの引用としてファンサイトの中で紹介されていた内容です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
オノ・ヨーコが電話してきたことについては諸説あるようですが、少なくとも彼女はインタビューの中でデヴィッドのイマジンを「ファンタスティック」と言っています。
What did you make of “American Idol” contestant David Archuleta’s version of “Imagine”?
Yoko Ono: “I thought it was [...]

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★TOP12 BOYS (2008年2月19日)
TOP24に残った12名のBOYSが、視聴者の投票を賭けて最初のTVパフォーマンスに望みます。その結果投票数の少なかった2名が落選します。
●曲目:「Sop Around」 by Smokey Robinson and the Miracles

 
この時の彼は、”adorable”の一語に尽きます。

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★TOP24発表! 
Crazy, Heavenの2曲でジャッジを圧倒し、絶好調でハリウッド予選を終えたデヴィッドですが、TOP24の発表を前にして意外なことを言っていますね・・・
↓TOP24発表時のTV映像

 
デヴィッド(Heavenの映像の合間のインタビューで):
「僕はいつだって自分自身を、自分の才能を疑っていた。彼らは(※周囲の大人たちのこと)みんなただ音痴なだけで、僕が小さいから良くしてくれてるだけなんじゃないか、って。」
子供の頃の彼のパフォーマンスはどれも、今よりももっと自信に溢れているように見えますが、こんな風に考えていたんでしょうか?だとしたら、この時点までにどんなに自分自身と向き合い、恐れに打ち勝ってきたんでしょう・・・・。
※このコメントには、現在(つまりオーディション時)の彼自身も含まれているようですが・・・「小さいから」って、16歳だろ~が。
↓以下は、結果発表時の要訳です。参考まで
サイモン:君の最初のオーディションはとても良かった。最後のオーディションは、正直なところ最初ほど良くはなかった。それにデヴィッド、我々としては君がまだ16歳だってことも考慮にいれなきゃならない。18歳未満の審査にはより時間をかける必要があるんだ。次に起こるかもしれないことに、君が十分に対応できる自信があるかってことを確信できなきゃならないからね。この意味はわかるね?
デヴィッド:ええ、わかります。
サイモン:この点を君に知っておいてもらいたかったんだ。だが、結果は満場一致だ。デヴィッド・・・・いいニュースだ。
ポーラ:サイモン、今の良かったわ。おめでとう、デヴィッド。
ランディ:おめでとう、デヴィッド。
デヴィッド:ありがとう!ああ、待ってたかいがありました。本当にありがとうございます。
ああ、Have a good day! (← So cute!)
◆◇ End ◇◆

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★ハリウッド・ウィーク - 第4日目(2007年11月or12月)
 さて、デヴィッドはハリウッド・ウィーク初日に幻のCrazyでジャッジの絶賛を浴び、全員からOKをもらったので、2日目と3日目はお休み。そしていよいよ、「天国」です!
●曲目:「Heaven」 by Bryan Adams
 

↑最後のところ、ジャッジに絶賛されてバックステージに戻ったデヴィッドの言葉。
“Oh man, it just that tingly feeling again. I do’nt know, I only get it when I sing, I guess…”
 「あ、またあのぞくっとする感じ。何だろう、歌うときだけ感じるんだ、これ。」
そう、あなたが歌うとき、そこには神が降りてきているんです!!
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さて、アメリカン・アイドルの自己紹介ビデオの中で、デヴィッドは、比較はできないけど、と断った上で、シーズン5のエリオット・ヤミンの名を挙げて、彼の魂のこもった歌い方が好きだと言っています。
⇒http://www.americanidol.com/videos/?vid=895 
そのエリオットが、TOP16の週に同じHeavenを歌っていますので、よろしかったら聞いてみてください。↓↓↓↓
 

☆☆ 朗 報 ☆☆
2008年7月15日に、デヴィッドが地元ユタ州の「Studio 5」でHeavenを歌いました。オーディションではいいところで歌が終わり悔しい思いをしていた皆様、どうぞお楽しみください。

◆◇ End ◇◆

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